明郷パス◆4.3km 2017(平成29)年

 

1989年に廃止された標津線の跡を地域の財産・魅力として、かつて鉄路が走っていた市町で広域に有効活用。根室市では専修大学の学生たちが中心に、ルートの設定から整備に、3年を費やし新たなパスとして完成しました。湿原を通り、川を鉄橋で渡る。真直ぐに伸びる道は、鉄道車窓風景そのものです。

 

[ルート] 明郷 伊藤☆牧場 ― 風蓮川鉄橋 

●明郷 伊藤☆牧場 酪農喫茶GrassyHill

 

ここがスタートになります。

ルートマップをお持ちでない方は、

ここで購入(200円税込)して下さい。

 

『明郷 森の小径』を歩き、場内を進みます。

 

丸太橋を渡って畑を通り、牧草地を上ると

キッシングゲートから放牧エリアに。

夏季は放牧中の好奇心旺盛な牛たちが寄って来ますが

大きな声を出したり、走ったりしないで進んで下さい。

 

 

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●明郷 森の小径

 

防風林の中の道を進みます。

 

 

 

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●明郷農事会館跡

 2000年・黎明の時代、この会館で議論を交わし、

『根室フットパス』が誕生しました。

 

このパスの目印にもなっていましたが、

老朽化のため2021年解体撤去しました。

今は空地となっています。

 

 

 

 

 

 

在りし日の会館の姿 →


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 旧標津線へ

明郷パスの大きな看板があります。

 

 

 

牛が苦手な方は、

ここから歩き出して下さい。

 

 

 

 

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鉄道防風防雪林の中、

古川牧場を通り、ゆるやかなカーブ

徐々に下って行きます。

 

 

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広大な風蓮川湿原 に築かれた路床にある橋

この橋は増水時に滞留をしないよう

水を逃がすためにつくられています。

普段、水の流れはありません。

 

 

 

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風蓮川鉄橋

このコース最大の見せ場

今でも強固に存在しているこの橋を見ると

当時の建設技術の高さを感じます。

 

 

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国道243号『風連』のバス停より路線バスに乗れます。

 

 

 

 

 

 

湖・川の名称 風蓮(ふうれん)湖・風蓮(ふうれん)川

別海町の地名 風連(ふうれん)

 

別海町では地名の使用文字の簡略、

簡素化が行われ「風連」と書きます。